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愛車Mazda Axela23S/音楽New Wave&Neo-Acoustic/映画-現代思想を中心にしたブログです。

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表象文化の構造分析3

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前回の「表象文化の構造分析2」最後の画像にあったジグソーパズルのイメージを思い出して下さい。監督・俳優・原作者・・・といったスタッフの「表現したい欲望」がそれぞれ融合するだけではなく、観客である我々にはそのテクストを解釈する自由があって、その解釈で改変されることをも含みで「映画」という媒体は存在するのです。ただ、我々観客は個々自由に「解釈」している気になってはいても、実は本来の意味での自由な作品の読み込みは「社会」によって封じ込められていますが。
ただそれでもなお、観客の解釈後の形態でしか映画は存在し得ません。
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さあ、この「サンス・オプチュ」がこの講座の第一のハイライトです。名作と称される映画はこの「サンス・オプチュ」を巧みに配置している場合が多いようです。
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このサンス・オプチュ=ル・フィルミックがないと我々の中の解釈欲が起動しないのです。人間が本能的に持つ「何故」の探求心に火をつけるのですね。
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実定的抵抗感の例の話しは後に回すとして、欠性的抵抗感の例としては例えばウェスタンムービーにおける女性や有色人種の存在が指摘できるでしょう。
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ということで、ここまで講義を中心に展開させた上で演習に入りました。演習に使った作品は、これも内田樹の十八番「エイリアン」。エイリアンのなかで主人公リプリーがネコを探すシーンがあるのを覚えていらっしゃいますか?「エイリアン」ではこのネコが非常に重要な実定的抵抗感としての役割を果たしています。アメリカ映画史上初めて男の助けを借りずに勝ち残ったジェンダーフリーのヒロイン、リプリー。このネコが作品中でリプリーから「女性性」を解毒しているといっても良いかと思います。
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