Strangeways, here we come! ---

愛車Mazda Axela23S/音楽New Wave&Neo-Acoustic/映画-現代思想を中心にしたブログです。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

表象文化の構造分析4

14
この辺りからレジュメも雑になっていくのですが・・・
明らかに「データベース消費」されているものに対して「物語消費」ベースでの分析がなされ、結果的にナンセンスな結論が導き出されている場面によく出くわします。世の中を切り取って分析する上で、人間の営みの背景にあるその時々の時代背景の変化を押さえておくことはとても重要です。
15
ということで昨今の典型的な消費形態(1-2を例に挙げましたが)の裏に潜むものを見るために、まずは過去に遡ってみましょう。
16
といっても戦前の世界から考えると日が暮れてしまうので、とりあえず70年代以降から。
17
学園紛争があったりして、まだ十分イデオロギーが機能できていた時代です。前回少しだけ触れた「エイリアン」はこの時代の作品です。ちなみに私が生まれて初めて見に行った(正しくは、連れて行かれた)洋画がタワーリングインフェルノだったりします。親父はいったい何を考えていたんだろう・・・
18
80年代に入ると、人々がイデオロギーに影響を受けずに消費行動を起こす(大きな物語に影響されない消費)ことが世界的に顕著になります。ところがそういった世界の流れに反して、東京(更にいえば渋谷ですが)では擬似的に回復された大きな物語の中での消費が推奨され、人々もその設定自体を購入する、つまり、「ある環境下で消費する自分を消費する」という物語消費が積極的になされます。渋谷パルコを発信基地とした消費文化が日本を席巻することになります。
19
90年代に入ると、冷戦構造の崩壊により世界的にはイデオロギーが機能不全を起こし、物語消費も終焉します。日本では80年代に起こった擬似的物語消費がまだ尾を引いて残っていましたが、背景社会ではネットや携帯電話といった情報技術が爆発的に進歩し、人々の消費形態に大きな影響を与えていきます。
20
ということで21世紀に入りました。次回はこの「シミュラークルの増殖」と「大きな物語の凋落」についてやや詳しく見ていくこととします。
スポンサーサイト

Comments

Post a Comment

管理者にだけ表示を許可する

Trackbacks

http://houseoflove.blog18.fc2.com/tb.php/30-695a8726

 | HOME | 

Appendix

Calendar

« | 2017-09 | »
S M T W T F S
- - - - - 1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30

Archives

Categories

Recent Entries

Recent Comments

Recent Trackbacks


上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。